研究では、配偶者は乳がんの女性と同様、圧倒されたり落ち込んだりするということを報告しています。配偶者も、専門的なサポートやサポートグループに参加することから利益を受けることがあります。男性の配偶者に関しては、多くの研究がある一方、女性の配偶者も孤立していると感じる悲嘆に向き合っているかもしれず、求める支援が理解されていないと感じているかもしれません。
関係性がどのようなものであるにせよ、少なくとも下記のいくつかは、あなたの配偶者に当てはまるかもしれません。
*あなたの求める支援にどのように対応したらいいのかについて助けを得られず、はっきりしないと感じている
*孤立していると感じている
*自身のこの状況(私の妻はがん患者で、それを共に受け止めなければならない)に対する悲嘆や不満を表出するのが難しいと思っている。
*将来に待っていることを考えると恐怖を感じるが、”強くあらねばいけない”とか”あなたをつらさから守らないといけない”という誤った信念からこの恐怖を表出することを恐れている
*この状況について話すことがあまりにつらいと感じている。
もし小さな子供がいるのならば、配偶者は残された彼らを育てないといけないことを心配しているかもしれません。
あなたの配偶者を助けるためにできる事
*開かれた、正直なコミュニケーションを取りましょう。自身に対して強い感情を持ち続けることは大変なことですし、それを共有することで解放されるかもしれません。信頼関係は社交ダンスのようなもので、片一方がリードを取れば、もう一方は通常それに従います。話し合いを始めることは、伏せておくためにエネルギーを使うよりもあなたと配偶者が本当に親密になる機会になるでしょう。
*自分の求める支援に正直になり、質問する準備をしましょう。配偶者が心を読んでくれることを期待したり、あなたの好きな方法や期待する(もし本当に心配しているなら、私のために申し出てくれているはずだと思う。)方法で反応してくれなかったときに起こるのはやめましょう。
*あなたの配偶者もそっとしておかれることを必要とします。1日中一緒にいることは、最愛の夫婦でも理想的ではありません。個別の時間を持つことは、配偶者にとってあなたを支える助けになるでしょう。
*配偶者自身の求める支援を考えるよう促しましょう。そして、物事が大変だと感じるようならカウンセリングをお願いしましょう。